日本の高校教師が教育について自論を語ってます。

高校教師の考えた教育論

現役の高校教師があーでもない、こうでもないと教育について愚論を展開しています。

はてな訪問

12月17日、生徒8人と一緒に(株)はてな訪問をさせていただきました。学校の行事である企業訪問の一環なのですが、今回はただ行って「こんな仕事しています」と説明を受けてもあまり勉強にならないので、こちらから「もし、はてなさんに提案するとしたら、どんな提携の話をもっていきますか」というテーマで、生徒一人一人が社長にプレゼンするということにしました。

直前も練習したいというので、四条烏丸駅近くの貸し会議室を借りて、最終のプレゼンの練習と修正を行いました。1カ月以上前から温めてきた案をどう評価されるのか、みんなドキドキしていました。見守る私もドキドキでした。

そして、いざ、プレゼンが始まると、予想以上にみんなスラスラと発表でき、社長から「私の予想をはるかに超える出来でした」と好評をいただきました。もちろん、プロの眼から見て甘い所はしっかりと指摘もしてもらいました。

プレゼンの後はリラックスして、会社概要を聴きました。生徒たちは自分たちが幼い頃から接していた任天堂のゲームシステムの裏方がこの会社だったと知ってものすごく驚き、システム開発の仕事に興味関心がいっそう湧いたようでした。

それにしても、2時過ぎから5時まで3時間も社長を拘束してしまい、すいませんでした。しかし、会社を出る時の生徒たちは「やった」という達成感に包まれていました。

こんな経験はそうそうできるものではありません。ご協力いただいた「はてな」さんには心よりお礼申し上げます。この8人は大学生になったら、たぶん、はてなの主催するインターンシップにトライすると思います。